今夜は… 


「おせー…。」
流川は仙道の家に来ていた。
それは3日前― 
「流川!31日あいてるか?」
急に仙道が尋ねてきた。
「なんで?」
「なんででも!」
「…別になんもねーけど」
「ほんと?じゃうちに来いよ」
「わかった」


そう言われたから来たというのに
「自分から呼び出したくせに…」
時計の針はもう7時を指していて
チッ チッ チッ… 時計の音がやけに大きく聞こえる。
仙道のいない部屋は広く見えて。仙道がいるのが当たり前だったから流川は不思議な感覚に襲われた。

「せんどー…いつまで待たせるんだ…」

30分くらいたっただろうか。
いい加減流川も…「…一発殴らねーと気がすまねー」かなり怒っているようだ。すると

ガチャガチャ バンッ
「!!」

仙道が帰ってきたようだ。
「センドーてめー…」
「トリックオアトリート!!」

「は?」

そこには顔にメイクをし、黒いマントを羽織り、口にはおもちゃの牙をつけた
とても「天才」と呼ばれる陵南のエースとは思えないような男が立っていた。

「…なにやってんだ」
怒る気も失せてしまった流川が呆れ顔で言った。

「ほら、今日ハロウィンじゃん?」
「…理由になってねー」
ずっと待っていたのに少しも悪いと思っていない仙道に流川はムカついていた。

「だからさ、オレがドラキュラになってみようかなーって思って。
 メイクも知り合いにしてもらったんだよ。似合う?」

「はぁ…せんどー」
「なに?」

「どあほうっ」

「なっ折角したのに―。流川はハロウィンを楽しまなくていいのか!?」
「別にいー。」
「ふーん。じゃあコレはいらないんだ。」
そういうと仙道はどこに持っていたのか袋から箱を取り出した。

「なにそれ。」
「ジャーン!!」
そこにはとても大きい、とは言えないがケーキが入っていた。

「なんでこんな色してんだ。」
そのケーキはオレンジ色をしていた。

「ハロウィンだからカボチャが入ってるんだよ。
 あーきっと甘くておいしいんだろうなー。甘いもの好きの誰かさんはきっと気に入ると思うんだけどなー
 残念だなぁ…。しょうがない1人で食べるしか…」
「…誰が食べねーって言った。」
「あれ?ハロウィンに参加しないってことはこのケーキは食べれないってことだよ。」
仙道はニコニコして言った。


…腹立つ
流川はそんなことを考えていた。だが、目の前にはカボチャのケーキ。
上にのっている真っ白な生クリームとマッチして実においしそうである。
流川の選択肢はもはや残ってなかった。

「…どうすればいいんだ」
「おっその気になってくれた?」
仙道は嬉しそうに聞いてくる。
「…ふんっ」
「…あとで付き合ってくれればいいよ。何かはヒミツだけど。」
「それだけでいいのか?」
「うん。」

”ヒミツ”という言葉に引っかかったが目の前のケーキには勝てなかった。
「わかった。ハロウィンやる」


ということでめでたく(?)ハロウィンパーティーが始まった。
そうはいっても2人だけなのだが。

「ちょっと待ってて。メイク落としてくるから」
そういって仙道は洗面所に行った。
「…最初からしなかったらいーのに。めんどくせーやつ。」
その間流川は皿とフォークとコップを出してケーキを切り分け、ジュースをついだ。

「あーさっぱりした!お待たせ流川」
洗面所から戻ってきた仙道はいつもの仙道だった。マントを羽織ったまんまだったが。

「まだ付けてんのか?」
「ほら、雰囲気だけでもさ。いただきまーす」
「…イタダキマス」
予想通りそのケーキはすごくおいしかった。カボチャの甘さがうまくひき出ていて、
口の中に入れると甘さがほわーっと広がった。
「…うまい。」
「だろ?結構探し回ったんだよ。クラスの女子がおいしいって紹介してくれたところ売り切れでさ。
 支店とか回ってやっとあったんだ。ホントはもっと大きいのあげたかったけど…ごめんな」
どうやら仙道はケーキを探していて遅くなったようだ。

「…ありがとう。これだけでも…うれしい。」
流川は恥ずかしがりながら言った。
「どういたしまして。」
仙道は満足そうに笑顔を見せた。


「あーおなかいっぱい。ごちそーさま」
「ゴチソーサマデシタ」

仙道は食器を運んで台所へ洗い始め、流川はソファの上でごろんとなっていた。

「るかわー」
カウンター越しに仙道が呼ぶ。
「んー?」
「そこの袋の中の出して。」
「これ?…カボチャの…ロウソク?」
それはオレンジ色のカボチャの形をした容器の中にロウソクを入れるようだった。
「あたりーvvほら、そこにライターあるから火つけてみて」
流川は言われたとおりにロウソクに火をつけた。
ちょうど仙道も食器を洗い終わったようだ。

「電気消すよー」

パチッ

暗闇の中に浮かび上がったそれは淡い光を出して輝いていた。
じっと見ているとなんだか吸い込まれそうで… 
「…きれーだ…」
「うん、ほんとだね
 …流川、さっき言ったこと覚えてる?」
「?」

「ほら付き合ってくれるって言っただろ?」
「ああ―で、なにを…んっ」
仙道は流川の唇に強引に口付けた。

「せんどー!いきなりなにすんだ!」
流川は怒ったように仙道から離れた。
「だってほら、言ったでしょ。今日はハロウィンで俺はドラキュラだって。」
仙道の声が急に低くなったから流川は身の危険を感じ、さらに後ずさる。

「まさかつきあうって…」
「そっセックスv今夜は…寝かせないからな」
そういうと仙道は流川にのしかかった。
「なっ、あっせんどっ」
「それじゃ、いただきまーすvv」
「あっ…やっ、せんっ―」
こうして恋人達の甘い夜は過ぎていく。
この後流川がどうなったかは言うまでもない。




END








すいません…。なんかダメダメです。こんなのを相互記念に…!?ごめんなさいナリコさん。しかもハロウィン過ぎてるし!!
あーなんでこんなアホ小説を…。言うことありません!返品可能です!

このあと流川君はいろいろされます。
でも私はエッチシーンを書くことが出来ないため強制終了。
もっと勉強しなくちゃなぁ(なんのだ!!)
なんか半端すぎて不完全燃焼。
以上。もうだめ〜。

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