メッセージ



変化のない毎日。
そう、退屈で退屈で仕方なかった。
僕はこんなにも求めているのに、何もない。
僕が生きている意味なんてないんじゃないのだろうか。
そう考えることもたびたびあった。

気を紛らわすため、タバコも吸ってみたし、酒も飲んだ。
何人もの女と遊んだりして、タラシと呼ばれたこともあった。
いい加減で情けない僕。


でも…君と出会えた。まるで、新しいおもちゃを手に入れた子供のように、
まるで、それが運命だったかのように、
僕は君に夢中になった。

君と出会ってからの日々は楽しかった。
毎日が新鮮で、それでいて飽きなかった。
会ってバスケして…ただそれだけのことなのに、とても幸せだったんだ。
君はいつもつれなかったけど、僕に答えてくれた。

僕の中で失われていた色が
君に会うたびに鮮やかさを取り戻していく。
君に出会うまではモノクロの世界だったのに
今では数え切れないほどの色が僕の目に入ってくる。

それからいろんな変化に驚いた。
たとえば、道端の花が日々成長していることや、
いつも見かける猫に恋人が出来たこと。
そう、公園で笑っている子供を見ると自分も思わず笑ってるんだ。
自分でも驚いている。
人はこんなにも変われるものなんだなって。


なんと言ったらいいのだろう。
言葉にならない感情。充実感。
僕がカップなら、君はココア。
君は甘くて温かくて、空っぽな僕を満たしてくれた。
だから僕は必然的に君を愛した。
そして君も―。
その時初めて
ああ、僕は必要とされているんだ―と感じた。
嬉しかった。
僕にも生きている意味があるんだって。
生きていていいんだって。



ねぇ 空はこんなにも青かったんだね。
君に出会って気付いたんだ。


『ありがとう。大好きでした』


もう君はいないけれど、
ありきたりではあるけれど、
僕から君への最後のメッセージです。



END


 …終わりです。一体なにが書きたかったんだろうね、私。
なんで意味不明な小説ばかり書いてしまうんだろう…。
そして終り方が無理やりなのは言うまでもない…;;
また、どちらがどっちと表記してないけどこれは仙道さんかな?
つまらなかった毎日に流川君と出会ってこんなにも変わった。
もう死んでしまったけど最後にメッセージを…ってありきたりなネタ。
ていうか、こんなの小説じゃない!!どちらかと言えば詞ってかんじ。
ん?これは死にネタか?…うん、もういいや。


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